工期のトラブルー工期は住宅会社の利益に繋がる

工期のトラブルー工期は住宅会社の利益に繋がる

工期のトラブルー工期は住宅会社の利益に繋がる

工期のトラブルー工期は住宅会社の利益に繋がる

 

はじめに

 

建売や中古住宅には工期というものはありません。

当然なんですが、注文住宅やリフォーム工事などの時に工期と言う言葉がでてきます。

 

工期とは工事が行われる期間を示します。

通常〇〇年〇〇月〇〇日から〇〇年〇〇月○○日と記載されます。

 

この工期は注文住宅やリフォーム工事をする時に取り交わす請負契約書の中に記載されます。

工事を注文する側からすると、この工期を守って完成した住宅を無事に引き渡して欲しいと考えます。

 

工期は利益

 

また、何らかの事情があって工期が伸びたとしても、雑な工事や手抜き工事などが行われずに完成させて欲しいと願うと思います。

もちろん住宅会社側も同じです。

でも、そこに少しだけ認識のずれもあります。

 

工期は契約書の中に記載された契約条項です。

この工期を守れない時には、住宅会社は損害を被ることもあります。

 

ですから、住宅会社にとってこの工期を守ることはとても重要なことです。

また、住宅会社にとってこの工期はそのまま会社の利益になります。

工期=利益です。

 

この工期が伸びることは住宅会社にとっては利益が減ることに繋がります。

 

工期が伸びることは損

 

工事をお願いした側からすれば、請負契約によって金額は決まっていますので、工期が伸びることが利益に直接つながることはわかりにくことです。

住宅会社からすれば、契約金額によって一定の利益は確定します。

それでも、工事を着工すれば完成するまで費用が発生し続けます。

予定の工期より早く工事が終われば早く終わった期間分利益になります。

逆に工期が伸びた分利益が減ることに繋がります。

仮に2000万円の住宅を契約したとします。

工期を3ヶ月、90日に設定します。

利益を25%とした場合、この住宅の利益は500万円です。

これを90日で完成さると1日当たり5万6千円になります。

仮に80日で完成させると6万2千5百円になります。

10日伸びて100日になれば5万円になります。

このように住宅会社とって工期はとても大事になります。

 

工期の基準は

 
このことから、着工してからの工期の遅延は絶対に避けたい事であることがわかります。

着工するまではじっくりお客様の話を聞いてくれても着工すればそうはいきません。

工事を進める必要があります。

 

これはお客様がゆっくりでいいです、と言っても住宅会社側の問題ですから簡単に受け入れることができないのです。

 

ただ、この工期も実際は期間の基準ははっきりと決まってはいません。

地縄を張った時からなのか、基礎工事に着手した時なのか、また完成もお客様の竣工確認に時なのか会社側の竣工確認時なのか決まりはありません。

この部分は意外と見落としてしまいますので、契約時には確認の必要があります。

工期の期間と何時から工期のカウントが始まり完成の時期はいつなのか。

 

トラブルを避けるには

 

請負契約書を交わす時に、工期の記載の無い契約はありえません。

そのような契約をするような会社とは契約しない方が良いでしょう。

ただ、契約時にははっきりとした工事期間が決まっていないこともあります。

それでも一応の予定として記載します。

契約後に、また着工後に工期の変更があれば、その時点で再度工期変更の契約書を取り交わせばよいことです。

会社によってはこの工期をあいまいにしていところもあります

そのような会社とトラブルになったら中々解決も難しくなってきます。

 

住宅会社にとって工期は厳守すべきものです。

同じ程度の規模の家を90日で完成させるか100日で完成させるかで、現場監督の評価もかわります。

トラブルを起こさず短期間で完成さる事が会社の利益に繋がります。

ローコスト住宅などは工期は短期になる傾向があります。

そうでなければ利益はでません。

 

終わりに

 

家づくりを始めるのであれば、着工までが勝負です。

着工したら後は住宅会社のペースで物事が進む傾向にあります。

事前の確認と打ち合わせがとても大事です。

ただの工期と考えず慎重にすすめ良い家づくりをしてください。

 

住宅建築コーディネーター 黒﨑博司

 
工期は利益