分譲住宅と建売住宅の違いはなんだろう
分譲住宅とか建売住宅とか言いますがその違いは何でしょうか。
違いと言っても実際はあいまいな言葉で明確な違いはありません。
それでも、どちらも土地を購入する、住宅を取得することでは同じです。
その中で、建売住宅は土地と住宅を同時に取得することになります。
土地と住宅を同時に購入しますから、契約は売買契約になります。
実際に出来上がった住宅を目で見て確認して購入することができます。
その分、間取りや仕様はすべて建売住宅販売会社が決めることになります。
分譲住宅は、この言葉に似た言葉で土地分譲、または分譲地と言う言葉があります。
この2つは、広い土地をいくつかに区切って販売することです。
分譲住宅はその際に、住宅も一緒に販売することです。
土地とセットになって住宅も販売しますので、契約は土地の売買契約と住宅の請負契約の2つの契約がセットになる場合があります。
また、建売住宅のように住宅を建てて土地と住宅を一緒に売ることもあります。
この場合は建売住宅と同じ意味になります。
建売住宅をする時は土地の分譲と住宅を建てる会社が同じでなければなりません。
大きな分譲地では1社の土地を売る会社と複数の住宅会社が共同して土地とともに販売することも良くあります。
この場合は、土地の売買契約を建物の請負契約の2つの契約になります。
建売住宅では土地と住宅の売主は1社になりますが、分譲住宅の場合は違う事もあります。
言葉は似ていて内容もあまり変わりは無さそうですが、実態をしっかりと把握しなければ後で間違いや勘違いも起こりうることですので十分注意が必要です。
【諒設計アーキテクトラーニング】